ゴルフルール・最低限覚えてラウンドしよう
ゴルフルールはある程度知らないと困りますが、ここではゴルフコースでラウンドする時に、ほぼ遭遇するであろうゴルフルールを拾い出してみました。
一度に全部覚える必要はありませんが、ラウンドを重ねる中で少しずつ覚えていきましょう。
<OBの数え方とティグランドでのルール>
☆ デベソでショットしてしまった時
ティショットの時は、ティマークの内側からショットをします。ティマークよりも外側に出てしまうことをデベソと言います。
とかく、少しでも前に行きたいと言う気持ちがあると、自分では出ていないつもりでもデベソになってしまいます。(笑)
デベソの場合は、2打罰(2ペナルティー:以下ペナと言います)になってしまいますので注意しましょう。ただし、外側から打ったのはスコアに加算されず、打ち直し後の打数に加算されます。)
この場合は、あまり飛距離には影響しないので、少し余裕を持って1~2m位ティマークより下がり、平らな場所を見つけてショットしましょう。
☆ ティショットがOBとなってしまった時
ティショットでボールがまっすぐ飛ばす、左や右のOBゾーン(白杭があり、その外側)へ入ってしまった場合。
もう一度打ち直して、今度はフェアウェイに飛びました。ハイ、今何打目でしょうか?
OB(アウト・オブ・バーンズ)は1打罰。
なので、最初のショット1+打ち直しのショット1+1ペナで、今は、3打目です。
また、OBで打ち直さず、前方の特設ティよりプレーする場合は、ティグランドに表示してある通りに従って下さい。
前進4打罰とか表示してありますの、つぎのショットは4打めになります。プレーイング4とか、前4(まえよん)です。
☆ ショットの順番を間違えてしまった時
特にペナルティーはありませんが、マナーとして先に打つべき人に謝りましょう。
ただし、競技の場合は失格になる場合がありますので注意が必要です。
☆ クラブの番手を聞いてしまった時
ショートホールにおいて、クラブ選択を迷ってしまったので、先にショット人にクラブの番手を聞いてしまいました。
この場合は、聞いた人も教えた人も2ペナとなりますので、聞いたり教えてしてはいけません。
<池に入れた時などラウンド中のルール>
まず、トラブルショットのペナルティの数え方を覚えましょう。ラウンド中はよくあることなので、覚えて下さいね。
◇ 打球が白杭の外側に行った(OB):1ペナルティ(以下ペナ)
OBかどうかはっきりわからない場合は、「暫定球を打ちます」と必ず宣言をして、再度打つことが出来ます。先にショットしたボールがOBでなければ、無罰でそのボールでプレー再開してください。
◇ 打球を見失った(ロストボール):1ペナ
ボールを探す時間は5分です。5分以内に見つかればそのままプレーしますが、見つからない場合は1ペナです。
◇ 他人のボールを打ってしまった(誤球):2ペナ
◇ 池に入れた:1ペナ
◇ 赤い杭の内側に入ってしまった:1ペナ
ただし、ゴルフクラブのソールを下に触れないでショットが出来れば無罰です。
◇ ボールが打てない場所に入ってしまった:1ペナ
アンプレヤブル宣言をして、ピンに近くならないショットが出来る場所にドロップします。
◇ バンカー(ウォーターハザード)の砂(水面)にゴルフクラブのソールが触れた:2ペナ
バンカー(ウォーターハザード)に入ってしまった時は、クラブを砂(水面)に触れず打たなければいけません。
もし、クラブが砂(水面)に触れた場合は、2ペナとなってしまいますので慎重に打ちましょう。
ラウンド中、必ず遭遇する代表的な場面を拾ってみました。覚えておいてください。
☆ ショットが出来ないので木の枝を折ってしまった時
ショットの邪魔で故意に木の枝を折ったり、固定物を移動させると2ペナです。
<グリーン上ののゴルフルール>
ボールについた砂等を拭くことが出来ますが、拾い上げる前にマークしましょう。
マークをしないでボールを拾い上げると、1ペナになってしまいます。
ライン上に水たまりがあり、パターが打てない時は、ピンに近づかない位置に変更できます。無罰です。
いかがですか?ゴルフのルールはまだまだ、たくさんありますが、最低限の事だけ覚えていれば、ラウンドが出来ます。あとは、一緒にラウンドしている人に聞きながら自分のルールブックを増やしていって下さいね。
では、ラウンドを重ねながら少しずつ覚えていきましょう!