ゴルフが上達するための目標を決める
これからゴルフを始めたいと思っている人、あるいは、ゴルフを始めてもう何年も経つけど、あまり上達していないと言う人は、これからのお話が役立つことと思いますので、しばらくお付き合いの程お願いいたします。
そして、ゴルフを通じて楽しい人生を過ごすことが出来ると思いますので、共に歩んで行けたら幸いです。
さて、ゴルフを始めるに当たって、(既に始めている人も同様ですのでご理解ください。)ゴルフ練習場での練習が大事です。当たり前のことですが。
しかし、闇雲にただゴルフボールを打っているだけでは、「下手の上塗り」となってしまいます。また、時間をかけて練習量を増やしている、では、疲れるだけです。その結果はと言うと、上達の速度が遅い!です。
上達の速度を上げるには、目標を定めピンポイントでメニューを決めて、練習することです。納得がいったならば、その日は短時間でも練習は終了します。
今一、或いは、納得がいかなければ、どこがいけないのかを分析して、次の練習にまわしましょう。大事なことは、その日の練習で、ここが良かった、ここが悪かったと言うことをメモに残し、次のステップに繋げる事です。
短時間の練習でも、内容を充実させましょう。そして、自分の練習メニュー表を作りましょう!
ゴルフクラブのアイアンについて知る
ゴルフクラブのアイアンには4種類があります。1番~4番をロングアイアン、5番~7番をミドルアイアン、8番、9番をショートアイアン。そして、ウェッジと呼ばれる、ピッチングウェッジ(PW)、アプローチウェッジ(AW)、サンドウェッジ(SW)です。
1番アイアンから数字が大きくなるにつれ、ロフト角が大きくなり、高さが出ますが、飛距離が短くなっていきます。
※ロフト角とは?
ボールが打ち出される角度(高さ)が変わります。フェースの角度をロフト角と言います。
アイアンは、距離を出す事が目的のクラブではありません。確実に目標を捕らえるためのクラブです。
スイングしやすいグリップについて知る
スイングがしやすいグリップは、特に「これ」が良いと言うグリップはありません。ご自身の握りやすいグリップをオススメします。
グリップには幾つかの種類があります。
◇ インターロッキング
右手の小指と左手の人差し指を絡めて握るため、右手と左手の一体化ができます。握りすぎると、小指を痛めます。
◇ オーバーラッピング
握った時、右手の小指が左手の人差し指に乗せる形で、右手の力がスイングを壊さないので正しいスイングをしやすい。
◇ テンフィンガー
野球のバットの握り方と同じで、10本の指で握ります。右手と左手を絡めない形。非力な人でも飛距離が出しやすい。
以上、3種類のグリップがありますが、初心者の方には、インターロッキングがオススメです。最もポピュラーなグリップは、インターロッキングです。
どの握り方でも、やってはいけない事は、力を入れてギュッと握り締めることです。左手で力を入れるのは、小指と薬指、中指です。この3本で握り、親指と人指し指は、添えるだけです。
また、右手も左手に添えるだけ。両ひじから先の筋肉がリラックスしているように握ります。硬くなっていると、力が入りすぎです。
グリップの正しい位置(向き)は、グリップした時の両手の親指と人差し指のV字の形の先は、右肩の付け根付近を指していれば、OKです。(鎖骨)
また、構えて時に、左手のこぶしが2つ見えるようにして構えると、ボールがつかまりやすくなります。左手の甲がたくさん見えるような構え方(ストロンググリップ)はボールが曲がりやすくなるので、オススメできません。