ショートアイアン次第でスコアが変わる
ショートアイアンとは、7番から9番までのアイアンやピッチングウェッジなどのクラブを言います。
このショートアイアンはフルスイングするクラブではありません。クラブをコントロールして、いつも正確なショットが打てるようになるとスコアメイクが出来るようになります。
ショートアイアン次第でスコアが良かったり、逆に大叩きしてスコアを悪くしてしまいます。
自分の基準となる距離を番手ごとに打てるよう、しっかり見につけましょう!
正確なショットを打つためのアドレス
正確なショットを打つためには、アドレスを正しく構えることが求められます。
そのためには、左右の脇(両脇)を締めてアドレスを取ることが大事です。
両脇を締めるということは、両肘を外側に曲げてはいけません。
アドレスしたときには、ひじの内側が正面を向く形になっています。
その時ひじから上の部分は、体にぴったりつけてはいけません。軽く体に触れる程度で、上半身の力を抜いてリラックスさせます。
この状態でゴルフクラブを振って下さい。
この状態を保ったままテークバックからトップへ、そして、ダウンスイングからフィニッシュまでスイングしてください。
そうすることにより、スイングプレーンから外れることなく、正確なショットが打てます。
そしてここで覚えて欲しいのは、番手ごとの飛距離です。9番では120ヤード、P(ピッチング)では、110ヤードなど、番手ごとの自分の飛距離をは把握してください。
このショットを身につければ、同じ番手は何度打っても、同じ飛距離が出ます。
トップの位置
両脇を締めた状態で素振りをしてみてください。
窮屈な動きだと思いませんか?
そうです。
ちょっと窮屈なので、トップの位置は高く上がりません。
低い分、スイングがコンパクトとなり、安定するのです。
トップでは、左手の角度はアドレスと同じとなっています。
曲げてはいけません。そこを意識してください。
トップの位置が確認できたら、ダウンスイングに入ります。
トップで右脇が開かないよう意識して、反対にフィニッシュでは左脇が開かないよう意識してください。
ダウンスイングでは、手からおろしてはいけません。体と腰を回してスイングします。
そうすることにより、自然と腕がついて来ます。
その際、体が左方向に流れないように注意してください。
左の壁を意識して、左足で踏ん張ってください。
おさらいドリル
☆テークバックでは、30cm位そのまま後ろに低く引きます。
インサイドに引いたり、ヘッドが上がらないように注意しましょう。コツは、低くアウトサイド気味にひきます。
☆スイングは左右対称だ!
トップで右足体重、フィニッシュで左足体重。この時、自分が思っている以上に左に体が出ます。右肩が回って左側に大きく飛び出す感じです。
☆右肩を水平に回す
べた足でスイングする。
トップの形とフィニッシュの形を同じくするように意識をします。ダウンで体重を左に乗せるには、移動するのではなく、右肩を大きく回すと結果的に体が左へ大きく出ます。
※べた足スイングだと、左の壁が出来るようで、飛距離が出ます。ただし、左へひっかけたりダフるので、何度も練習して下さい。
☆左ひざを前に出さない
テークバックでクラブが地面と平行になった時、左ひざが前に出て左体重となります。このため、左肩が下がり、軸がぶれます。このため、こすり球となり、弱々しいスライスや左へのひっかけが出ます。
アドレスでは、両足の親指の付け根のあたりに体重を感じて下さい。
テークバックでは、クラブが地面と水平になったあたりで、右足の親指あたりで踏ん張ります。
トップでは、右足のかかとに体重を感じます。その際、右太ももの内側に強い張りを感じます。
そこで、左ひざを前に出さないよう踏ん張って下さい。
(参考)
1番から3番までのアイアンの総称ロングアイアン
4番から6番までのアイアンの総称ミドルアイアン