9番アイアンから7番アイアンまでは、上手く打てるのに、6番アイアンになった途端、打てなくなってしまう人。ボールが上がらなくなり、5番アイアンと6番アイアンの飛距離が同じだったり。
そんな悩みのあるゴルファーさんは、ここでしっかり学んでみましょう!
Contents
アイアンショットの原則
アイアンの苦手意識のある人は、7番アイアン以降上手く打てても、その上の番手、5番・6番アイアンになると、上手く打てなくなってしまう人がいます。
まして、4番アイアンにや3番アイアンは、全然打てない!と言うか、そのクラブ自体がキャディーバックに入っていないと思います。
ボールが上がらない。ボールが飛ばない状態ですね。
この状態は、スイングがおかしくなっているからです。本来は、アイアンの番手が違っても、スイングは同じです。
スイングがおかしくなっている原因は、力みやすくい打ちなどです。ボールを上げようとか、飛ばしたいと言う気持ちが、スイングを壊しているのです。
アイアンのスイングの基本は、ダウンブローで打つことです。スイングアークは円弧ではなく、V字円弧です。
そして、インパクト後は低く出して行く。このイメージでスイングすることが、アイアンショットの原則です。
ボールを上げようとして、すくい打ちをしている間はアイアンは上達しません。
トップでもいいと、低く打ち出すイメージで、クラブを振って行けばボールは上がっていくのです。
ダウンブローはこうして打つ
アイアンの場合6番アイアンまでは、ボールはスタンスの中央に置きます。そして5番・4番と番手を上げる程、ボールを左足寄りに置いてスイングします。
しかし、ダウンブローで打つと、特別なスイングと思うあまり(特別なスイングではありませんが)、ボールを右足寄りに置いてしまう人がいます。
これではスイングが窮屈になり、ボールをロフト通りに打つ事は出来ません。
ダウンブローで打つためには、ボールは基本通りスタンスのセンターに置きます。
では、どうしたらダウンブローで打てるスイングになるのでしょうか?
アドレスで構えたらダウンスイングは、左手主導でスイングします。左サイドに軸を置いて、スイングすれば、おのずとダウンブローのスイングが完成します。
クラブヘッドの最下点が左寄りになるからです。
つまり、スイングの軸は、左肩から脇の下を通ります。
具体的なスイングとしては、次のような動きとなります。その前に、ダウンブローでの打ち方で、ダフリが出ると言う人はダウンブローの打ち方ではありません。
単なるダフリミスです。(笑)それは右手で打ちに行っているからです。右手(腕)で強く打ちにいくと、スイング軌道がズレてダフリになります。
あくまで左腕で引き下ろすスイングを心がけて下さい。
では、スイングの動きです。腕の動きは、右肩から左足のつま先をめがけて引き下ろすイメージでダウンスイングをします。
斜めに振り下ろす感じで、右腕は押し込まない限り地面には突き刺さりません。左腕リードで振り下ろす。と同時に、腰を回してインパクト、フォロースローを迎えて下さい。
腕だけではダメですよ。(笑)
素振りをして、この動きの感覚をマスターしましょう。
左腕を右肩から左足つま先に向かって、振り下ろす。です。
そして、腰を切ってフィニッシュまでの一連の動きを、素振りで感覚を覚えましょう