最近、特に夫婦でゴルフをしてみたい!と言うご夫婦が増えています。定年を迎えた熟年夫婦、新婚さん夫婦
、マンネリ化してしまった夫婦など、共通の趣味を持つことで、新たな夫(妻)の一面が見えてきます。
ますます、大好きになってしまうと思いますよ。ゴルフでいつまでも楽しく、二人で人生を過ごしましょう。
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夫婦喧嘩になってしまうゴルフの教え方
夫婦でゴルフを行う場合、すべてとは言いませんが、大半は夫が妻に教えるパターンです。しかし、これが誤
りの始まりです。つまり、夫婦喧嘩に発展するケースがほぼ100%になります。
夫は自分の経験から妻に教えます。自分の得た知識(ゴルフ雑誌やテレビレッスンなど)の押し売りで、矢継
ぎ早にアドバイスします。
妻の立場からすれば、1度にたくさんの事をポンポンと言われれば、ついて行くのが出来なくなります。夫は
何で出来ないの?と、ちょっと興奮気味!
その挙句には、夫婦喧嘩になります!(笑)
お父さん!そんな言い方や指導では、奥さんはゴルフはつまらない!と思うだけですよ~。一生懸命なことは
理解できますが、その方法は、間違っています。
妻だから言い易い気持ちは、わかります。しかし、人間誰しも怒られてしまっては、やる気が出ませんよね。
基本はほめる事です。
それこそが、夫婦でゴルフをする一番のコツです。
夫婦でゴルフ練習場に行こう
ゴルフが上手くなるためには、やはりゴルフ練習場に行く必要があります。最初は弱々しいボールしか打てま
せん。
その内、少し勢いのあるボールが出るようになります。が、まっすぐ飛びません。左や右に曲がってしまうボ
ールばかりです。(泣)
そんなショットばかりで練習していると、飽きてしまいます。クラブを頻繁に変えて、パカパカ急ぎ打ちです
。これでは上達は望めません。
時にはナイスボールが出ると、次のクラブもナイスショットを目指して、またクラブを変えて打つ。この繰り返しです。
練習場は曲がってもいいのです。何故なら、ゴルフ練習場だから。(笑)失礼しました。
練習場では、ミスショットをたくさん打った方がいいのです。そこからどう打てば、真っすぐに打つ事が出来
るかが分かってきます。
スマホで動画を撮るのもいいですね。ミスショットの時とナイスショットの時は、どこが違うかがわかります
。「オレの(私の)スイングは、こんなにヘタ?と思うほど、よくわかります。
そして夫婦で見る事で、笑えます。相手の事を思いやる気持ちがでますので、もっとラブラブになるかもしれ
ませんね。(笑)
ゴルフ練習場へ行くのは、共通のゴルフを楽しむ第一歩です!
妻のスイング作りはアイアンから
妻のスイングはと言うと、例えば7番アイアンのショットは、約120ヤード。今度は番手を変えて5番アイアンでのショット。するとやはり、120ヤードのショットです。
番手が違うので、飛距離も違うはずなのですが、同じ。なぜ、同じ飛距離なのでしょうか?
それは払い打ちをするからです。横から払うようにショットしてしまうと、ロフトの違いが生かされないのです。アイアンでショットする時は、ティーアップしません。(ショートホールでのショットを除きます。)そのために、ボールを上げようとして、横からの払い打ちをしたくなってしまうのです。
この打ち方では番手を変えても、5番アイアンと7番アイアンは同じ距離になってしまうのです。
アイアンの打ち方は、横から払い打ちではなく、上からドンと打つイメージです。スイング軌道はキレイな円弧ではなく、V字円を描くイメージです。
左足下がりでスイングをすると、イメージしやすいでしょう。ゴルフ練習場では、両足をマットの上に置いてショット練習していますよね。そのマットに両足を乗せるのではなく、左足をマットの外に出して左足下がりの状況を作ります。
その状態で、ショット練習してください。上からドンと打ち込むイメージが明確になります。いわゆる、ダウンブローの打ち方です。
フィニッシュも大きく取らず、腰の位置くらいで止めてOKです。
この練習方法で、奥様のアイアンショットを磨いていきましょう!
妻にドライバーの基本を教える
妻にはドライバーのスイングは、アイアンと違うことを知ってもらうために、次のことを話しました。
ドライバーのスイングは、振って円弧を描くスイングです。スイングの最下点は、体の真ん中の正面にあるんだよ。と。その点を目標にスイングすると、アッパーブローのスイングで左足かかとの延長上にあるボールを捕らえることが出来るんだよ~です。
ふんふんと聞いていた妻は、理屈はわかってけど、当たるかどうかだね。と、ポツリ一言。
確かにおっしゃるとおりです!と、夫はうなずく。で、ここで大事なことは、ボールを打った後すぐに顔を上げないこと。いわゆる、ヘッドアップしないことです。
クラブヘッドのフェースは、自分の顔と同じ向きです。早く顔が上がれば、トップミスが出たりしてしまいます。
※ アッパーブローとは
スイング時、クラブヘッドが最下点から上がり始めた所で、ボールに当たるように打つことを言う。
妻のアイアンドリルを自宅で練習する
妻の場合、ゴルフ練習場には、中々いけないので、アイアン練習を自宅で行いましょう。鬼(夫)の居ぬ間にこっそりと練習です。(笑)
自宅では、椅子に座ってゴルフクラブを振り下ろすだけです。素振りだけでもいいので、行ってみましょう。上からクラブを落とす練習です。これだけでも、クラブを上から下ろす実感が体験できます。
夫に凄いね!と言われちゃいますよ!
妻とアドレスを再確認する
ゴルフクラブによってアドレスの構えが違う!と思っている人が多いようです。ここで、夫婦共々、改めてアドレスに付いて再確認してみましょう。
アドレスの構え方は、クラブが違っても同じです。違うのはボールの位置です。
7番アイアンを使って確認するのが一番いいですね。理由は、7番アイアンは各クラブの中間番手なので、覚えやすいのです。
スタンスは肩幅にします。ボールはスタンスの真ん中に置き、クラブヘッドもその場所に置きます。その時の構えのラインは、体の中心線にあります。グリップも同じ位置にあります。
つまり、グリップの位置は体の中心です。クラブの番手によって(長さとロフトが違うため)ボールの位置が変わってきます。長いクラブほど、スタンスの中心から左足寄りになってきます。