ゴルフが上達するストレッチ股関節を柔らかくする
皆さんは朝、ゴルフ場についてスタート前に準備運動をしていることと思います。では、どれくらい時間をかけて準備運動(ストレッチ)を行っていますか?
ラジオ体操並みの屈伸運動程度ではありませんか?ほんの5分くらい・・・?
夏場の暑いとき(体が動く時期)や若い方ならその程度でもいい(本当は決していいとは言いがたいのですが)でしょうが、体の動かない寒い時期や中高年の方には、おススメ出来ません。
年とともに筋肉量が落ち、関節などの可動域が確実に狭くなっています。この現象は、若い人にも当てはまります。若いからと言って、関節の可動域が広いとは限りませんので。
スタート前には少し汗ばむ程度まで、体を動かすことです。ここをおろそかにしているのが、現状ではないでしょうか?
まずは、定番の屈伸運動や伸びの運動で体をほぐします。これで初めて筋肉が目覚めます。(5分~10分)
股関節の可動域を広げるストレッチ
体がほぐれたら、次のストレッチに進みます。
特に股関節の可動域を広げるストレッチは、スイングする上で重要なストレッチになります。
前を向いて右足を大きく一歩踏み出します。そして、右ひざを曲げてストレッチ。その時、右足の重心は90%程かかっています。ついでに、上体を右にひねります。
そのまま5秒静止。
上体を左に戻して、前を向きます。次の一歩は左足。大きく踏み出して左足を曲げてストレッチ。ついでに、上体を左にひねり、5秒静止。
この繰り返しで、10歩~15歩程度歩きます。この股関節のストレッチで、可動域を広げていきます。
このストレッチはスタート前だけでなく、できれば毎日行いたいものです。
5分~10分程度のストレッチで、股関節が柔らかくなり、スムーズな体のひねりができるようになります。
このストレッチは、ゴルフボールを遠くに飛ばすためのストレッチにもなります。
ゴルフは体の回転運動です。下半身と上半身の相反する捻りでゴルフボールを飛ばしていきます。股関節を柔らかくすることでスムーズなスイングから生まれる飛ばしの源です。
年とともに筋肉量や運動量が減ってきますが、毎日少しずつでもストレッチ運動を欠かさなければ、若い人たちに負けない技量を得ることが出来ます。
億劫がらず、毎日続けましょう。
ストレッチのメニューは、これから少しずつ紹介しますので、楽しみにお待ちください。