ゴルフが上手くなるストレッチでいつまでも若さを保って飛距離を出そう
ストレッチは、ゴルフラウンド前にちょこっと準備運動程度しか、やっていないよ。と、屈伸運動とか体をひねるそんな程度しかやっていない。と言う人は、少し考え方を変えてみませんか?
若い頃、その若さに任せてガンガンゴルフをしていた人達も、年と共に体力の衰えを感じて、(あっ、すみません。これは中高年の方のお話ではありません。
20代など、若い方にもオススメできるお話なので、もし、あなたが20代・30代の若い方であっても、ここで終わりにしないでもう少しお付き合いください)
体の柔軟性が失われて飛距離も落ちてきた、スイングも体が十分回すことが出来なくて、年寄りスイングになってしまった。
なんてお嘆きではありませんか?
確かに年を重ねていけば、体力は落ちてきます。それでもゴルフは息の長いスポーツです。高齢者(?)になっても出来るスポーツなので、適正なケア(ストレッチ)を毎日少しずつ続けることにより、若い頃に負けず劣らずのままです。
実際に父親でも、息子にはまだまだ負けていないよ!と言う方も数多くいらっしゃいます。
下半身を柔らかく保つことにより、年寄りスイングでなく安定したスイングや、飛距離を保つことが出来ます。
関節を柔らかくすれば、体も若くなりますので、スムーズなスイング作りをしてみましょう!
下半身ストレッチで飛ばせるわけとは?
ゴルフは体をひねり回転させ、そのスイングによりゴルフボールをより遠く飛ばすことが出来ます。
その回転を作るために支えているのが、下半身の股関節です。
この股関節をストレッチで柔らかくすることにより、スムーズな回転運動が生まれて飛ばしに繋がっているのです。
このスムーズな回転運動だけで飛距離が伸びた理由は、ゴルフクラブの高性能化にあります。
一昔のゴルフクラブは、ダウンブローで打ち込んで飛ばすスタイルでした。
そのためには、「タメ」が必要で、「タメ」を作らないと飛ばすことは不可能でした。
しかし、現在は高性能化したゴルフクラブのため、その「タメ」が必要ありません。
必要なのは、「スムースな回転運動」なのです。
回転のみのスイングで飛ばすことが出来るので、「筋肉いっぱいの人」ではなく、「やせっぴの人」でも飛ばすことが出来るのです。
そのためには、下半身を柔らかくするストレッチで体をスムーズに回転させる「自分を変えるストレッチ」を実践していきましょう!
硬くなっている関節を柔らかくすることから始めよう!
ゴルフのスイングをスムーズにするには、まず股関節と肩の関節の動きを滑らかにそして、柔らかくする必要があります。
最初は股関節を柔らかくする動きから始めます。
まず、床に座ります。そして、両足の裏をくっつけます。くっつけた両足は自分の体に引き寄せてくっつけてください。(くっつかない場合はなるべく近づけてください。)
その形でもうつらい、とか痛い人はかなり股関節が硬くなっている人です。
次に両手を両膝の上に置いて、膝頭が床に付くよう上から押します。この時点で痛いです。股関節の硬い人は、床と膝頭が15cm~20cm程開いてしまっています。
股関節が柔らかくなると、膝頭が床にくっついて180°足が開いた開脚状態になります。(ここを目指します!)
かなりきついと思いますが、最初は10回くらい軽く押しながら、徐々に腿の外側が床に近づくように押してください。
股関節を柔らかくしておけば、スイング中の捻転運動がスムーズに行うことが出来ます。頑張って行いましょう。
10回×3~5セットを繰り返し行います。少しずつやわらかくなっていきますので、あせらず続けましょう。
次に、立ち上がって、右足腿を上げます。(腿が床と水平になるくらい。)
そして、360度の円を描くようにゆっくりと股関節を中心に回していきます。10回×3~5セットを行います。終わったら左足も10回×3~5セット行います。両足を行ってください。
次に、立ち上がり両足を大きく開いて腰を落とします。その際、両手は両膝の上に乗せて四股を踏むようなポーズをとります。
そして、右肩を内側に押し込むと同時に、右手で右ひざを外側に押し込みます。
今度は左側も同じように、左肩を内側に押し込むと同時に、左手で左ひざを外側に押し込みます。
左右同じことを10回×3~5セット行ってください。
次は肩のストレッチです。
肩周りの硬い人は、バックスイングが十分取れなくなり回転不足となりますので、高いトップが作れません。
まず、両手を頭の後ろで組んでください。(座っていても立っていてもどちらでもいいのですが、背筋はピンと伸ばした状態が理想です。)
手を組んだまま、右腕を下に降ろします。そうすることにより、左脇が引っ張られるのを感じます。元の状態に戻します。
次に、左腕を下に下ろします。今度は右脇が引っ張られるのを感じます。
この繰り返しで、左右10回×3~5セット行います。
次に、左腕を床と平行になるよう胸にくっつけて上げます。そこに右腕で押さえつけて後ろに引っ張ります。今度は、右腕を床と平行になるよう胸にくっつけて上げます。左腕で押さえつけて、後ろに引っ張ります。
この繰り返しを左右10回×3~5セット行います。
いかがですか?
この硬くなった関節を柔らかくして、飛ばすスイングを作るために、スイングの基本となる股関節と肩の関節のストレッチを行いました。
今はまだ、ストレッチのストレッチという感じで、準備運動の段階です。(マジか!?と泣かないでください。)
これから柔らかくなった?関節を更に磨いて、怪我のない、飛ばしのため、安定したスイングのため、ひいてはゴルフが楽しくて仕方がない位、楽しくなるゴルフストレッチを行っていきますので、次をお楽しみにお待ちください。