ドライバーショットが不安な人へ
楽しいゴルフのはずですが、何故か朝一番のスタートホールでは、ティーショットを気にして緊張している人がいます。
でも大丈夫です!緊張しているのはあなただけではありません。ほぼ全員緊張しています。
ビギナーさんはもちろん、中上級者の方でも緊張しているんです。プロでさえも少なからずスタートホールは緊張するものです。安心してください。
では、何故緊張するのでしょうか?
スタートホールと言うものは、後ろの知らない人たちの組も見ていることがあります。
心理的に「無難なスターを切りたい」とか、「ナイスショット」をしなくてはと言う心のプレッシャーがかかるためです。
そのプレッシャーが体全体を縛りつけてしまいます。特に肩や腕に力が入り、アドレスしたときは緊張でガチガチになってしまいます。
ドライバーショットは緊張して当り前、そのリラックス方法とは?
まず、心の状態を変えていきましょう!
「ナイスショットをしなくては」と言うのが心のプレッシャーであれば、「ナイスショットしなくてむいいや」とか「私のショットは凄いから見ていてよ」
と思いましょう!
それでミスショットしても、同伴者の人や後ろの組の人たちは「下手~!」なんて思っていません。
むしろ、自分のことでいっぱいで、「ただ見ていただけ」で、何も感じていないのです。他人を気にしなければ、心のプレッシャーはなくなります。
後ろにいるのは、人でなくジャガイモやニンジン、カボチャです!(笑)
次に体のプレッシャーを取り除きましょう!
アドレスに入る前に、深く深呼吸をして素振りを数回行ってください。
その際のポイントですが、ゴルフクラブを握る左手の小指・薬指・中指でグリップをしっかり握ってください。
決して親指と人差し指も一緒に力を入れてはいけません。
この2本の指に力を入れてしまうと、肩と腕にも力が入ってしまい、上半身のプレッシャーはとることが出来なくなります。
このように肩と腕の力を抜き、上半身をリラックスさせます。この時、両肘もつっぱてはいけません。軽く曲げ、ゆとりを持たせてください。
次に背中とお尻の筋肉を意識して、背中を伸ばした前傾姿勢を保ちます。下半身は両膝を軽く曲げ、両足の親指で地面をつかむよう踏ん張ってください。
この状態で数回素振りをして、体がスムーズに動かせるような状態にしてからアドレスに入ってください。
心と体の緊張が取れれば、普段とおりのショットが出来ます。ナイスショット!!ヨッシャーですね。
ミスショットを引きずってはいけない。その修正方法
ミスショットは2回続けないことが、ゴルフのセオリーです。
しかし、ミスショットをしてしまったら次のショットもまたミスをしてしまうのでは?と、心の不安が募ってきます。
特にゴルフを始めたビギナーさんはその思いが強く出ると思います。ベテランさんでもそんな時が多々あるんですよ。ご安心を。
前のホールでのミスショットが次のホールでも、ミスショットするかも。と言うことが心に残り、次のショットは成功させたいと言う「心のあせり」があります。
この「心のあせり」がスイングを大振りにさせ、早打ちにさせてしまいます。
これに気づかないまま、次のショットに入るとまた同じミスショットを犯してしまう可能性が高いです。
続けてミスショットをしないためには、大振りをしないことです。
まず、大振りを避けるためにはゆっくりと素振りをしましょう。
素振りをして体全体をリラックスさせます。
その体のリラックスをナイスショットにつなげるには、素振りの感覚を忘れないことが大事です。そのためには、アドレスして構えたらすぐにショットしてください。
アドレスで時間をかけてしまうと、リラックスした体がすぐに緊張した体に戻ってしまうからです。
構えたら、すぐショットです。
早打ちと言うことではないので、勘違いしないでください。
超ロングアドレスは、ダメ!と言うことです。
そのときのポイントはこれ。
①素振りでは、全力で振るのではなく、ゆっくりとテンポよく振ることです。特にテークバックとダウンスイングは同じテンポでふりましょう。
②クラブは指2~3本程短く持ちます。
③コンパクトに振る。
この3つを行ってから次のホールのショットに臨みましょう!これで続けてのミスショットは解消されます。
さあ!気を取り直して、楽しいラウンドにしましょう!