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フェアウェイバンカーからの2打目はどう打つ?ピンまで170ヤード
ティーショットが、フェアウェイ右(左でも)のフェアウェイバンカーにつかまってしまった場合、やはりグリーンを目指したいですよね。それとも、ちょろっと、サンドウェッジ(SW)で脱出と言う選択しますか?
この場合、ピンまで距離があるので、バンカーのアゴの高さやボールの状況を確認しましょう。アゴが低くボールが砂に埋まっていなければ、6~7番のアイアンまたは、ユーティリティで打つことが可能です。
アイアンは、ボールが砂に少し埋まった状態の時使います。この場合、目標(ピン方向)に向かって、フェアウェイセンターを狙いショットします。花道まで近づけばOKです。
また、ユーティリティの場合は、ダフリにくいので距離が稼げます。力まず、ゴルフクラブを短く持ち、コンパクトに振りましょう。
ダフリを防ぐには、ボール位置をセンターよりボール1個程度左足よりに置いて、スイングします。足元が不安定なので、グリグリと足を砂に埋め、安定させます。ショットは、トップ気味でOKです。これがナイスショットでしょう。

グリーン脇の長い斜面(がけ)に落ちてしまった時のアプローチショット
ゴルフボールが落ちた場所からピンが見えない場合、グリーン上のピンまで行き、距離を歩測します。グリーンエッジからピンまでの距離とボールからグリーンエッジまでの距離と高さを把握します。
ピンまで打ってしまうと、オーバーしてしまうので、落とし所からピンまでの距離を差し引いた距離の把握です。
おおよその距離が分かったなら、打ち上げている分、10ヤード程距離をプラスします。その距離を打てる練習はしていると思いますので、自信を持ってアプローチショットをしましょう!
30ヤードから50ヤードのショットですね。
ただし、この状況は、左足上がりのライとなっている場合が多いので、普通の30ヤードの距離を打つとショートします。そのため、少し大きめにショットしてください。
理由は、ゴルフクラブのロフト角が大きくなり、高く上がってしまいキャリーが出なくなるためです。
ピンまで残り150ヤードの深いラフからのショット
右斜面に落ちたボールを確認すると、深いラフの中にもぐっているゴルフボールがあります。ピンまでは残り150ヤードで、十分グリーンを狙えます。どう打ちますか?
右斜面と言うことは、つま先上がりとなっている場合が多いですね。ボールが左方向に出やすくなります。また、ラフが深いので、クラブヘッドが芝につかまり、左へ引っ掛けと言うこともあります。
目標方向(ピン)に飛んでも芝の抵抗に負け、ショートする場合もあります。
グリーンに乗せたいと言う気持ちは誰もが思うことです。しかし、ミスショットの確率も高くなっていますので、初心者のゴルファーさんの場合は、確実にフェアウェイ(花道)を狙う選択がベストです。
脱出を優先させましょう!あくまで、コースマネジメント優先ですよ!(笑)
ショットのコツは、力任せにショットしても、ミスが出るだけです。コックを利かせて、クラブヘッドを鋭角にドスンと打ち込むようにします。トップとフォローは高く取らず、水平から水平でOKです。
使用するゴルフクラブは、ピッチングウェッジ(PW)~サンドウェッジ(SW)を選択します。
ピンまで30ヤードのガードバンカーの中からのショット
グリーンまでちょっと距離のあるガードバンカー内からのショットは、右や左に飛んでグリーンをはずしたり、バンカーから脱出できずまたバンカー内、ということも十分あります。
ここは、一発脱出するために、どうするかを考えます。
状況は、グリーンまで30ヤード。しかし、ちょっと左に目を向けると広いエリアがあります。距離は20ヤード程。それならば、直接グリーンを狙わず、この広いエリアを利用して、バンカー脱出をしましょう。
気をつけたいのは、ダフリとトップ(ホームラン)です。スタンスを広めに取り、体重移動はしないで、グリップを5cm程短く持ちコンパクトに振る抜きましょう!
まだまだある、ミスショットした時のコースマネジメント。次回をお楽しみにお待ちください。