ティーショットは、大事な1打です。特に朝一のティーショットは、緊張感もあり、体が十分動かないものです。ここでのOBは避けたいものです。無駄なOBを減らす事は、100切りを目指す人には大事なポイントです。
フェアウェイをキープするための、スライス・チョロ・引っかけの3大ミスを無くしていきましょう!
スライスを出さないテクニック
ドライバーでの朝一ショットは、スライスが出易くなっています。特に体が温まっていない、出だしの3ホール程は、ミスショットが出ます。
捻り不足から出るスライスもありますが、多くはカット打ちのスライスです。
スライスが出る人は、テークバックからトップになる時に、アドレスで構えた時の膝の角度が保てなくなっています。
トップになると、右ひざが伸びきってしまい、そのためにダウンスイングでは、右肩が前に出てしまう、いわゆる、アウトサイドインのカット打ちとなってしまっています。
このカット打ちを直すには、アドレスで構えた時の膝の曲がりを保つことです。テークバックで、頭を右足の上に乗せる様にクラブを上げて行くと、膝の伸び上がりを防ぐ事が出来ます。
この時、両膝をしっかり踏ん張る事が大事です。
チョロを出さないテクニック
打ち急ぎや体の捻り不足があると、チョロが出易くなります。これを防ぐには、体の捻りを十分取る様にする事が一番です。
つまり、上半身と下半身の逆の捻りを大きくしてやる事がポイントです。
そのためには、テークバックで上半身は右方向へ捻りますが、下半身は逆に左方向に捻ると、大きな捻りが得られます。
テークバックで上半身を捻る時に、左足に体重を移行していきます。そして、トップの位置になった時に切り返して、右足に体重を乗せダウンスイングに移ると、打ち急ぎを防ぐ事が出来ます。
引っかけを出さないテクニック
引っかけを出さない様にするためには、オーバースイングをしない事です。そのためには、コンパクトなトップを作ることです。
コンパクトなトップを作るためには、左手のコックを使います。テークバックでクラブが腰の高さになる頃に、コックを入れて行きます。
この時、左腕とクラブの角度は、直角になる様にコックを入れます。そして、そのままトップに持って行くと、コンパクトなトップとなります。
そのまま切り返して、ダウンスイングをすれば、クラブがまっすぐ下りてくるので、左方向への引っかけは無くなります。