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コースを攻略するゴルフマネジメントの基本
ゴルフを始めて間もない初心者ゴルファーの方は、ラウンド中、自分のスイングをすることや自分の目の前のことで頭が一杯で、コースを攻略するマネジメントなど、とても考えている余裕はないと思います。
しかし、初心者だからと言って、何も考えずにコースを回ってショットしていたのでは、スコアアップは望めません。
今日は調子がいいし、昨日の練習ではしっかり当たっていたので、今日こそ100が切れそうだ!今度こそしっかり練習してきたので良いスコアを出すぞ!と思いながら、またもや今日も大叩きしてしまった。その繰り返しではないでしょうか?
初心者ゴルファーだからこそ、コースマネジメントを知り、コース攻略を考えれば、ゴルフはあっさりと100が切れてしまうのです。そして、ゴルフ練習場でも目的を持った濃い練習が出来るのです。
そこで、ゴルフコースをラウンドするためのマネジメントの基本を学び、スコアアップを目指しましょう!
コースマネジメントとは、ミスをしないショットをするためにリスク回避を考えるものです。
ゴルフ練習場では、一生懸命練習に励んでいると思います。ドライバーは200ヤードも飛べば大丈夫です。自分のいつもの球筋はどんな弾道ですか?スライス?フック?それともストレートですか?とりあえず、自分の球筋を理解しておきましょう。
このことが、ラウンドでのマネジメントとして役立ちます。
自分のゴルフレベル以上の力は、ラウンドで絶対出来ません。(まぐれ以外は)そのため、自分のゴルフレベルを把握しておくこともマネジメントです。コースマネジメントを取り入れて、脱初心者ゴルフしましょう!
ちょっと考えることで、10打は縮めることが出来ます。初心者ゴルファーであれば、これからの伸び代が一杯ありますので。
ティーグランドではコース状況を確認することが大事
ティーグランドに立ったなら、そのホールの状況を必ず確認することが絶対条件です。
80台で回る人やシングルプレーやの人は、ティーグランドに立って、なんとなくショットしている様に見えるかもしれませんが、頭の中では、コースマネジメントしているのです。もちろん、100を切っていない人もマネジメントしています。
まずは、ティーショットの前に必ずコースレイアウトの地図を確認します。そして、このホールのボールを運ぶベストポジションを見つけます。また、反対に打ってはいけない場所を探します。
全体的に見渡して、OBゾーンやバンカーや池の位置などを確認します。自分のドライバーで届く距離にハザードがあれば、クラブを変えたりの判断もします。
自分ひとりで決めかねているのならば、同伴の人達とこのホールは、コース攻略を話し合ってもいいですね。
確認事項です。
◇ カートの中には、必ずコースの地図がありますので、どこにハザードがあるか?OBラインはどこ?等必ずコースレイア ウトの地図を確認してください。
◇ 実際にそのホールの見て、ショットをしてはいけない場所を確認しましょう。同時にそこまでの距離も頭に入れてくだ さい。
◇ 自分のショット(球筋)を理解して、1打めの目標を決めましょう。初心者の方の多くはスライスが出るので、1打目は 落とし所を決めてショットすることもマネジメントです。
◇ ミスショットの後のショットは、必ずレイアップしましょう。林の中に打ち込んでしまったら、次のショットは確実に フェアウェイに出すことです。無理して狭い木の間を狙ってグリーンに近づけようとすると、大叩きします。
先ほどもお話しましたが、自分のゴルフレベル以上のことは絶対出来ません。「たぶんこれなら打てるだろう」は、絶対出来ないのです。「出来ることだけをする」で、ナイスショットを前提に打ってはいけません。
これがコースマネジメントです。
特にトラブルショットの場合、例えば、林からの隙間狙いは、まぐれ以外に脱出はムリです!!ミスを犯さない打ち方がベストです。
しかし、ゲームと捕らえてのラウンドは楽しいもの。ここでまぐれを狙うのが、ゴルファーの心理でもあります。
気持ちは分かりますが、安全パイをつかんでゴルフをしましょう!これも楽しいゴルフです!(笑)
次は実際のホールを想定して、コースマネジメントをしてみましょう。
距離の短いパー3のホール攻略マネジメント
距離の短いショートホールは、初心者でもパーチャンスがあります。だからと言って、ピンをデッドに狙ってショットしてはいけない場合があります。
例えば、ピンはグリーン奥でその奥にバンカーがある場合は、ピン手前のセンター狙いです。
また、ピンの両横にハザードがある場合、自分の持ち球に合わせてティーショットの位置を左端や右端を上手く使いましょう。
一般的にピンがグリーンのどこに切ってあるかによって落とし所が変わってくるのですが、センター狙いが怪我の少ない落とし所と言えます。
左足下がりのバンカー越えアプローチショット
左足下がりを苦手にしている人は多いですね。しかも、この状況はバンカー越えとなっています。ダフるとバンカーにつかまり、ピンを意識しすぎると、トップしてグリップオーバーしてしまいます。
いずれのミスも大叩きに繋がってしまいます。ここは、落とし所を慎重に考えましょう。
落とし所は、やはりバンカーを越えたグリップエッジがベスト。そして、大事なことは、アドレスです。
ボールを上げようとして、一般的にフェースを開きますが、ここで注意したいことがあるのです。フェースを開くとリーディングエッジが浮き、トップやシャンクが出やすくなります。
フェースは、目標に対してスクエアに設置し、斜面に沿ってアドレスします。足元、ヒザ、肩のラインが斜面と平行です。テークバックからフィニッシュまでその姿勢を保ち、斜面に沿ってスイングします。
ヘッドアップは、スイングを崩しますので、厳禁です。クラブを信じてスムーズはスイングを心がけましょう。力んじゃ駄目よ!です。そう自分に言い聞かせてください(笑)
グリーンが見えない砲台グリーンのアプローチショット
砲台グリーンは、ピンが見えないので距離感がつかめず、初心者には難しいグリーンです。グリーンを狙うアプローチのピッチ&ランでは、ランが出ずショートする可能性が大きいです。
この場合は、ピンをデッドに狙う気持ちでせめていきましょう!
最初に確認することは、一度グリーンまで足を運んで、目標(ピン)とゴルフボールの距離を確認します。打ち上げとなりますので、ショートしないよう距離感が大切になります。
打ち上げの場合、傾斜の大きさにもよりますが、いつもの距離感より10ヤード程距離が落ちますので、1クラブ上げるか、振り幅を大きくしてしっかりショットします。
そのためには、日頃から自分の振り幅の距離を十分つかんでおいてください。ショートをしないための条件になります。