スタートホールのショットは、誰もが緊張するものです。特に朝一ショットは、当たるだろうか、不安でいっぱいです。そんな不安な気持ちでショットを向かえると、ミスショットの確率が高くなります。
不安の原因を探る
朝一ショットの不安の原因として、ナイスショットをしなくては!と言う心のプレッシャーです。そのプレッシャーがまず、アドレスに現れます。
アドレスで力が入ってしまうと、中々スイングに移行できなくなります。いわゆる、固まった!です。全身に力が入ってしまうと、どうしてもナイスショットなど出るものではありません。
ですから、あまりナイスショットを意識しないで、むしろミスでも良いと、意識を変えましょう。下手でも良いので、俺のショットを見ていろよ!凄いよ!位の気持ちで、リラックスしましょう。
リラックスすることにより、全身の力が抜けていきます。
リラックスしたアドレスを作る
リラックスしたアドレスを作るには、どこを意識したらいいのか?それは次の3つです。この3箇所を押さえておけば、大丈夫です。
始めにグリップを意識してください。グリップにより大きいプレッシャー(強く握ること)をかけると、スイングの動きがぎこちなくなってしまいます。
そのために、左手の小指・薬指・中指の3本だけでしっかり握ります。あとの親指と人差し指は、添えるだけです。更に右手も添えるだけのグリッププレッシャーにします。
次に背中とお尻です。背中が丸まっていると、だらっとしてしまいます。背筋をピンと伸ばして、お尻を上に向けるようにして、前傾姿勢を取ります。
そして、最後に両足の親指の付け根です。この部分を意識して、体全体を支えるように踏ん張り、下半身を安定させます。
これで理想のアドレスが完成です。
ティーショットに自信を持つ
アドレスが完成したら、後はスムーズなテークバックに移行させるだけです。そのためには、肩や腕の力を抜いてください。先ほどグリップで、左手の親指と人差し指は添えるだけ、と言いました。
その指に力が入ってしまうと、肩にも力が入り、スムーズな動きが出来なくなります。
そして、テークバックの始動は、左手グリップから動かす意識で始動します。左手リードの意識を持って始動すれば、ナイスショットの確率が高くなります。それと、ヘッドアップに気をつけて。
最後に、アドレスに入る前に大きく深呼吸しましょう!自信を持ってスイングすれば、朝一ショットの不安は解消されます。