100が切れそうで切れない人は、グリーン周りのアプローチで、大叩きしていることが多いのです。このグリーン周りのミスを無くすことができれば、100切りは簡単です。寄せワンでもったいないミスをなくしましょう。
Contents
アプローチショットでトップが出てしまう人
アプローチショットでトップが出てしまう人は、前傾姿勢が間違っています。まず、アドレスを取って自分の前傾姿勢を確認してみて下さい。
前傾姿勢が深くなっていませんか?
前傾姿勢が深くなりすぎると、テークバックでボールが近すぎると感じ、ダウンスイングからインパクトにかけて体が起き上がってしまいます。その結果、トップとなり、グリーン周りを行ったり来たりのミスショットとなります。
まずは、前傾姿勢をチェックしましょう。
背中をピンと伸ばし、股関節から腰を折り前傾姿勢を作ります。その状態で、腕をダラっと下げます。その位置がグリップの位置です。
腕を体の前に出した位置のグリップでは、体と腕の間隔が離れすぎて、スイングが安定しません。腕は垂直にダラっと下げた位置です。
その位置でクラブを振り、スイングすればトップが無くなり、ミート率がアップします。
前傾姿勢をチェックして、トップミスは解消です。
アプローチショットでダフリが出てしまう人
アプローチショットでザックリとダフリが出てしまう人は、ボールの位置が間違っています。
まず、アドレスを取って自分のボールの位置を確認してください。どこにボールがありますか?
アプローチはボールの位置を左に置く程、ダフリやすくなります。ダフらないためには、ボールの位置は右足の前に置くようにします。
そして、スタンスはオープンにして、ハンドファーストに構えます。スタンスをオープンにすることによって、腰が少し開くので、スイングするときに腕の通り道が出来るので、スムーズにスイングが出来ます。
ボールを右足(右足の親指)の前に置けば、自然とハンドファーストに構えることが出来ます。
ボールの位置をスタンスの中央に置くと、ボールを上げようとしてすくい打ちになり、右肩が下がってダフリの連発です。ボールの位置に注意すれば、アプローチのダフリは解消です。
目標は5打縮めましょう!
アプローチショットでショートしてしまう人
アプローチショットで、目標に届かずショートする人は、手打ちになっています。手(腕)は起用に動くために、手先でクラブを上げてしまうと、ショートするだけではなく、ダフリやトップなどのミスショットも出やすくなります。
いつも通りの振り幅なのに、距離が短い、ショートしていると思った時は、手打ちになっていると思ってください。
手打ちを直すためには、体全体の回転をするようにスイングを心がけてください。そのためには、アドレスで構えたら左肩から押し上げるようにテークバックをします。
そして、いつも通りの振り幅でしっかり体を回して(肩を回転させるイメージで)、ゆっくりスイングしましょう。打ち急ぎはミスの原因です。
これでいつも通りの距離が出ますので、ショートするミスは解消です。
アプローチショットの距離感が合わなくなってきた人
練習場でのアプローチショットは、距離感がしっかりかみ合っているのに、いざラウンドとなると、距離感が合わずショートやオーバーをしてしまう人。
そんな距離感のバラついてしまう人は、振り幅がバラついています。
具体的には、例えば、60ヤードの振り幅は腰から胸の高さの振り幅とします。距離感が合わない人のスイングは、テークバックが大きくフォローが小さくなっています。テークバックは腰より高くなり、フォローは胸より低い、そんなスイングアークになっている傾向があります。
この場合は、そのままショットすると、ショートしてしまいます。
距離感がバラついてきたと感じたら、テークバックとフォローの大きさを同じ振り幅にしてみましょう。同じと思っていても、左右対称ではなくなっています。
左右対象のスイングアークで、距離感を取り戻しましょう!
ベアグランドや芝が薄い場所からのアプローチショット
ボールが土の部分や芝が薄い場所にボールがある時は、ミス(ダフリやトップ)の確率が高くなります。ここは、いかにミスしないで寄せることが出来るかが、大叩きしないポイントです。
では、どうすれば上手く打てるか?それは、パットのようにスイングします。具体的には、クラブヘッドは上げずに、低く出します。パターのように真直ぐ低く引いて、低く出してスイングします。
そのためには、手打ちはいけません。肩と腕で作った三角形を崩さずに、スイングします。少し窮屈に感じるかもしれませんが、パチンとくヘッドにボールが当たり、上手くボールを拾うことが出来ます。